「死ぬまでに行きたい場所 No.1!!」閑散期のランペドゥーザ島(イタリア)へ行ってみた
「死ぬまでに行きたい場所 No.1!!」(ランペドゥーザ島)

地中海のシチリア島近くにある、イタリアの最南端の島、ランペドゥーサ島。
人口わずか5,500人のこの島には、夏になるとたくさんの観光客が訪れ、島は活気で溢れています。
暖かく爽やかな気候で過ごしやすく、海でマリンアクティビティを楽しんだり、美しいサンセットを見たり。
そして、何と言っても、一番の見所は、「空飛ぶ船」!
(googleで「lampedusa flying boat」と検索👉)
波が穏やかで天気がいい日には、透明な海水と海底に映った船影とのコントラストによって、まるで船が宙に浮いているように見えます。(ただし、夏限定。)
閑散期のランペドゥーサ
一方、3月のランペドゥーザはというと...
観光客はほぼゼロ。
天気こそいいものの、水が冷たくて海には入れないし、空いているお店も少なく、島の活気は何処へやら...と行った感じ。
ここまで聞くと、なんでわざわざこんな時期に行ったのか、
不思議に思うかもしれません。
でも、見てください。
この写真たち。こんな経験ができるのは、閑散期だからこそ。
夕暮れ時。
ただ波音だけが聞こえ、
雲ひとつなく真っ青だった空が徐々に赤く染まり、
1日が終わりを告げる。
そんな幻想的な空間を誰にも邪魔されることなく、独り占めできちゃいます。

ベンチに腰掛け、おしゃべりしていたおじいちゃんたち。
閑散期だからこそ、島民たちは、何に急かされるわけでもなく、
ゆったりとした時間の流れに身を任せています。
そんなおじいちゃんたちの談笑に混ざりながら、写真をパチリ。

3月のランペドゥーサにあったのは、
ただの「日常」
海には入れないし、「空飛ぶ船」は見られないし、空いているお店も少ない。
けれど、そんな時期だからこそ、
流れる時間にただ身をまかせ、島の人びととお話ししたり、気の向くままにお散歩したり、
島の「日常」を体感できます。
あえて、閑散期に、観光地に足を踏み入れてみることで、新たな旅の魅力に気づけるかもしれません。
(文責:2年R.M.)